お迎えから1ヶ月
セレネをお迎えして1ヶ月が経ちました。
仕事の日は帰宅が遅く遊んであげられないので、せめて色々な角度から眺めたり、色々なところに座らせてみたりしています。(笑)
やりたいことは沢山あるのに、なかなか時間が取れないもどかしさ──ですが、考え方次第では楽しみを取り置きしているようなものです。
今後の時間と資金を有効に使えるように、考えをまとめておきたいと思います。
今はお洋服を集めたい衝動が強くて、既に2着と1足を注文済みです。
映画や舞台の衣装のような豪華なデザインが大好きなので、似たようなドレスばかりにならないよう気を付けましょう…。
可愛いお部屋着も見つかったので、届いたらセレネの寛いだ姿も見てみたいですね。
そのうち、あまり装飾のないブラックドレスも欲しいですし、冬が来る前にはクラシックな雰囲気のコートも欲しいですし──。
恐らく私はドールそのものが増えるのではなくて、ひとりの子に沢山のお洋服を揃えたくなるタイプの予感。
ウィッグは正直なところ、デフォルトの縦ロールを綺麗な状態で維持する自信がありません…。
ぼさぼさにしてしまう前に、多少メンテナンスしやすそうなストレートヘアも試してみたいです。
あと、思った以上にオレンジブラウンも彼女に似合っていたので、同系色のロングも欲しいですね。
黒髪に近いブルネットも似合うと思いますが…がらっと印象を変えたくなる時まで、今のところは保留で。
ゴム引きやアイの交換も覚えたいです。
今日は体調が今ひとつだったので、YouTubeでゴム引きの解説動画を観ていました。
ほんの少し、さほど気にならない程度かも知れませんが、うちの子は左目が浮いているように見えるのですよね。
取り扱いに自信が持てたらヘッドを外して、グラスアイを微調整したり交換したりしてみようと思います。
居場所というか、定位置も作ってあげたいです。
レジンの劣化をなるべく遅らせるなら「遊ぶ時の他は暗所に収納」という選択が最善なのは分かっています。
でも当分はセレネだけを愛でていくつもりなので、見えない場所に仕舞ってしまっては、お迎えした意味がないのでは…とも思うのです。
まだどうするか決め切れないのですが、本棚の一角に飾るように座ってもらうのも良いかも知れません。
そうなると家具の耐震対策も、部屋の片付けも必要ですね──先が…長い…。
イベントにも行ってみたいです。
アイドールって私の地元でも開催されるのかなぁ…と思ったら、まさかの今月29日!
急過ぎて…心と財布の準備が出来ていませんよ…。
そもそも私は20年くらい前に、友人のブースの売り子として参加したのが最初で最後の展示即売会でした。(歳がバレます)
会場で右も左も分からない状態になったとしても、見ているだけで楽しいだろうなぁ…と期待で胸を弾ませています。
まだまだ書き出したら終わりが見えないので、まずはここまで。
残りの細々としたことは、考えがまとまってから書き出すかも知れません。
ところで、この写真を撮りながら気付いたのですが…ドールの後ろ姿って何故だか愛おしいですね。(笑)
「散らかっているから、あちこち歩き回らないでね」と声を掛けたくなります。
新しいお洋服とウィッグ、小さなお直し
新しいお洋服とウィッグが届きました。
.・*・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*・.
つい先日まであまりにも暑い日が続いていたので、DOLKさんで涼しげなドレスを探しました。
一目見て気になったのは、Myou dollのZuzanaさんのお洋服。
そもそもZuzanaさんが透明感溢れるふんわりとした垂れ目で、とても可愛いですね…!
強気そうなうちの子とはまた違った魅力がありますが、体格は1/4クラスでカタログ値がほとんど一緒。
ということは、このお洋服はセレネさんにも入るはず…と信じて、恐る恐る注文しました。
在庫商品だったので4日後には届いて、今回も深夜の開封の儀。
さっそく袖を通してもらおう、と思ったのですが──。
まさかの…文字通り袖口だけが入らないのです…。
カタログ値には手の幅、袖幅は書いていなかったので盲点でした…。
しかし凝ったヨークのデザイン、レースたっぷりの裾、ふわふわのパニエを見るほどに諦められません。
綺麗な完成品に鋏を入れるのは抵抗がありましたが、袖口の幅をお直ししてみることに。
実は裁縫が苦手なので、深夜に2時間の格闘を経て…どうにか直すことが出来ました。
丁寧にロックミシンを掛けてあったおかげで、布地へのダメージは最低限に出来たはずです。
袖口は着替えの度に負荷が掛かり易いと思いますから、一部を返し縫いにして補強しています。
セレネさんのお眼鏡に叶うと良いのですが。
そして一緒にLITTLE MONICAのウィッグも購入しています。
元々のプラチナブロンドは編み込みがあるデザインなので、付属の帽子が入らないかも知れないと思ったのです。
その予想は当たったので購入して良かったと同時に、オレンジブラウンの緩めウェーブが…思ったよりも似合うじゃないですか…!
ちょっとカジュアル過ぎるかと思いきや、意外と大人っぽくて格好良い服にも似合いそうな髪型。
赤毛を選んだのにはセレネさんの設定上の理由があるのですが、その話はいずれの機会にしたいと思います。
フルセットを完成形として愛でるのも良いですが、お洋服とウィッグを変えるだけでも楽しいですね。
そして、ほんの少しのお直しなら…裁縫が苦手な私でも出来なくはないと自信が持てました。
ドール界隈はSOLD OUTが早過ぎると気付いたので(笑)、近々また気になるお洋服を購入してみようと思います。
お着替えと、試し撮り
デフォルトのお洋服を着せてみます。
まず、ドレスにファスナーやスナップボタンが無いことに感動しました。全てボタンやリボンで脱ぎ着が出来て、小さくともクラシカルです。
ウィッグと靴。
ネットから出す時点でウィッグがぼさぼさに…先が思いやられます…。
編み上げの細いリボンを解いたり結んだり、3mmくらいのボタンを外したり掛けたり──。
不慣れなこともあって着替えに45分も掛かりましたが、一目惚れしたフルセットのお姿になりました。
ボンネットとケープを付けると秋冬の装い。
ただし熱帯夜のこの日(9月4日)には、見ているこちらも蒸し暑いので後で脱いで頂きます…。
何かささやかなプレゼントをしたかったので、ベランダで育てているミニバラを切って渡しました。
暑さで小さめに咲いた花が、40cmドールにはちょうど良さそうです。
朝の窓辺の自然光では、少しあどけない表情。
少女の容姿に不釣り合いなほど大人びて、どこか妖艶に見えることもあります。
彼女に惹かれた理由のひとつは、私の好きな〝幼い姿のまま永遠を生きる存在〟をイメージさせてくれたから。
たとえば漫画「ポーの一族」のメリーベルや、映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のクローディア。
夏用のタオル素材のシーツが背景では冴えないので…、部屋にあったものを小道具の代わりに。
深い青のグラスアイに光を入れたくて、小さなLEDライトで下から照らしてみました。
太眉の聡明そうな雰囲気が引き立ったでしょうか。
お着替えのついでの試し撮りでしたが、もっと工夫して色々な写真を撮りたくなりますね。
残暑が厳し過ぎてこんな時期に夏服を注文したので、届き次第また遊んでみようと思います。
お迎えと、想定外の箱
完全な一目惚れでした。
「ドールは憧れるけど写真集やネットで眺めるだけで充分」という、およそ20年来の考えを一気に覆されました。
お相手は海外メーカーGem of Dollの1/4ドール、 Fragrant Grasse, Violet 。
最近は海外ドールもクオリティが高い…と、どこかで読んで検索してみたら──いや、ほんと、凄いですね…。
その中でも特にVioletは「写真だけじゃ足りない、もっと見てみたい、会ってみたい」という、今まで経験したことのないような感情を抱いてしまいました。
なので、オーナーになるにあたって分からないこと、不安なことも沢山ありつつ、熟考した末にお迎えを決心したのです。
ところが2020年の発売なので、国内の大手サイトでは既にフルセットが完売…。
たまたま個人経営らしきお店に在庫があると気付いて、そちらから購入することにしました。
待つこと3週間。
細長い白い箱が届いたので、中にメーカーの箱が入っているのだろうと思って開封したところ…いきなり薄緑のお包みが見えて、ちょっと血の気が引きました…。
箱が無い、もしやリキャストか何かなのでは?と疑ってしまったのですよね。
恐る恐る内容を検品してみたところ…ドール本体、お洋服とウィッグ、どれも美しく精巧で正規品と考えて良さそうです。
ちなみに購入したお店の梱包も丁寧でした──だからこそ、どうして箱無しなのか未だに分からないのですが…。
そんな想定外の出来事があったので、ここから先は開封後の写真しかありません。(笑)
ウィッグ無し、お洋服なしのドールの写真もありますので、苦手な方はお気を付け下さい。
お包み、緩衝材、フェイスカバーを外して、Violetとご対面。
この時点で既に美しいです。
アイ装着済み、フェイスメイク・ボディメイクあり。
メーカーの写真だとボディメイクが濃く派手に見えて…好みに合うか心配でしたが、私の元に来た子は自然に見える程度でした。
個体差もあるのでしょうか。
パーティングラインなどの粗も無い、滑らかな肌です。
やや高めに思えた価格設定も、これなら納得しました。
いよいよ着替え…となるはずでしたが、この時点でかなりの深夜。
小さなボタンや編み上げリボンを寝呆けながら扱う気にもなれず、しばらくはボディの造形美を眺めることにしました。
流石に裸のままでは忍びなかったので…ウィッグを付け、幅広のレースリボンの端切れをショールの代わりに。
ちょっと機嫌が悪そう…でも私はそういう顔も好き。
白いレースが似合うので、こんな雰囲気のドレスやネグリジェが欲しくなります。
この夜は所謂スーパームーンだったので、窓辺で月明かりの中の彼女と向かい合って名前を考えました。
月にちなんだ名前にしようと思い、色々な候補を挙げた末に…セレネと名付けます。
プラチナブロンドに碧眼ならケルト神話の方がしっくりきそうですが、アリアンロッドでは呼びづらい…。
馴染み深くて呼びやすい、ギリシャ神話の月の女神の名前をお借りしました。
こんな好みの子が手元にいてくれるなんて、顔を合わせる度に心が洗われますね…。
オーナーとしてやりたいこと、勉強しなければいけないことは沢山あるので、楽しみながら一緒に過ごしていきたいと思います。
ちなみに翌朝は機嫌も良さそうでした。(笑)
これから様々な表情を見せてもらえると嬉しいです。